「なんでそんなことするの!」
ちょ、ちょっと聞いてください!
昨日、我が家でプチ事件が起きたんです。
長男がね、バッシャーン!とお茶をぶちまけちゃって。
そりゃあもう、豪快でした(笑)
お茶ボトルに満ち満ちた2リットルが、全部床一面にひろがったので、なかなか大惨事💦
うちの長男はすごくせっかちで、いつも2つのコトを同時にやろうとして…そしてだいたい失敗します🤣
今回も、右手のお箸で唐揚げをぶっ刺そうとしながら
左手でお茶をコップに注ごうとしたもんだから、見事な大失敗をかましてくれました。
で、その瞬間、僕の中の小さな悪魔が
「おい、叱れ!教育のチャンスだ!」って囁いてきたんです。
でも、一呼吸おいて冷静になって
今度はその悪魔に聞き返してみました。
「これ、怒る必要ある?」
親子の関係は、本当に『縦の構造』なのか?
ここから本題入ろうと思うんですが
「横の関係」という言葉、聞いたことありますか?
アドラー心理学のキーワードのひとつで、
僕はこれを「親と子どもが肩を並べて歩く感覚」だと捉えています。
とてもシンプルな話なんですけど
親子であれ、仕事であれ、部活や友人関係であれ
「横の関係」が築かれていれば
お互いに心地よく過ごせるだろう、ということなんですね。
とはいえ、言うは易し行うは難しで……
実際には「縦の構造」になっていることが多いと思うんです。
親が上、子どもが下という……いわばジャッジする構造。
よくある「ダメでしょ!」「何やってるの!」ってアレです。
これ、気づかないうちにやっちゃってるんですよね…💦
(僕もめちゃくちゃやってました…🙇♀️ 今も、まだ、ちょっとはあるかも…)
よかれと思って。しつけだと思って。分からせようと思って。みたいに…
根源が愛情だからこそ、なかなか辞められないのが、辛いトコロですね💦
横の関係を目指すというのはいわば
「どうやったら一緒にハッピーになれる?」を考えるスタンスなんです。
これを継続できている限り、反抗期はきません。
親が、家族が、いつだって一緒にハッピーな方を目指してくれるのですから
反抗する理由がないんです。
家の中で起こったトラブルを、いつだってチーム全体のトラブルとして捉えて
問題を解決するパートナーになる、みたいな感じですね✨
すべてを親が解決するわけでもなく
すべてを子どもの解決させるわけでもなく
お茶事件、再び
話を戻しますね。
そんな、せっかちな行動でお茶をぶちまけた長男…
昔なら僕、即座に言ってましたよ。
「だから前から言ってるやろ!一個ずつやれって💢」って。
でも今回は、ちょっとだけ横の関係を試してみたんです。
「おっと! お茶の大洪水だね~。どうする?」
すると長男、ササッとタオルを取りに行って
「このタオル使っていい❓」って聞きながら
自分で拭き始めたんです。
僕はそれを見て、「うわ、成長してる!すげぇ!」と心の中で拍手。
つい口に出そうになる言葉を飲み込みながら、僕は
「ありがとう、助かる~! タオル1枚で足りひんやろうから、もう一個持ってくるね」
とサポートに徹しました。
これだけなんです。この一言。
評価しない、怒らない、ただ感謝。
結果どうなったかというと、長男は嬉しそうな顔して「またやるね!」みたいな。
いや、もう、やらないでね(笑)
「横の関係」はラクでハッピーな世界
この「横の関係」を実践すると、何が起こるかというと
最初は少し、疲れます(笑)
慣れない思考を使うので
「知らない方が楽だった。。。」と思うこともあります。
実際、僕も思いました🤣
その後、どんどん親がラクになります。
なにせ、怒る回数が減っていくんですから✨
そして、感謝の言葉が増える。これ、やればやるほど、いくらでも増やせます✌
すると子どもたちもそれを受け取って、また嬉しそうな顔をする。
嬉しいから、もっと手伝おうとしてくれる。
このポジティブなスパイラル。
そうやってやっていくたびに、どんどん実感するんです。
「あ、親子ってチームなんだな」って。
お互いに違う役割を持っていて、そのお互いの役割を認め合って
頼りながら、助けてもらいながら、協力しあって進んでいく感覚。
それがこの「横の関係」なんです。
最後に
今日この記事を読んで、「ちょっと試してみようかな」って思ってくれた人が
一人でもいらっしゃったら嬉しいです✨
完璧にできる必要なんて、ないと思いますので
少しずつ、ほんのちょっとだけ、一緒にやってみましょー✌
そして、どんな変化があったか教えてほしいです✨
SNSへのDM、全力で待ってます!
僕たちが子どもと肩を並べて歩く世界
それってきっと最高にハッピーな未来につながると思うんです🎵
あなたと、あなたの大切な人が
今日も明日も幸せでありますように🙏✨